宝塚歌劇団・宙組公演、東京国際フォーラム ホールCで開催された真風涼帆リサイタル『MAKAZE IZM』です。
EPOS会員向けのエポトクプラザで求めたチケットですが、結果的にはharugotatsuの1枚きりの虎の子のチケットでした。
宝塚友の会はもちろん阪急交通社、クレジットカード会社などことごとく抽選で外れ、先着販売では後れをとり、他にチケットは全く取れませんでした。
これほどの人気の公演になるとは思っていませんでしたが、観劇して合点がいきました。
『MAKAZE IZM』は、真風涼帆さんの壮大なサヨナラショーだったのです。
真風涼帆さんにゆかりのある過去の演目の音楽がたくさん聴けるだろうなとは思っていましたが、真風涼帆さんが演じた役どころのお衣装を組子たちがまとって次々と登場する、当時の真風涼帆さんが幻影のように舞台にずらりと並び、観客も当時を振り返って胸を熱くします。
本当に色々な役をなさって来たのだなと思いますが、harugotatsuにとって印象深いのは『王妃の館』のルイ14世役、偉丈夫な感じで見映えも良かったし、エンディングは笑わせてもらいました。
残念ながら主役ではなかったからか、舞台の並びにルイ14世はいません。
『天は赤い河のほとり』のカイル・ムリシリの衣装を着て桜木みなとさんが現れたときはゾクゾクしました。
はっちゃけている潤花さんは面白かったなぁ~、真風涼帆さんは本当にトップコンビご苦労様でしたと思いました(まだ、カジノ・ロワイヤルがあるけど・・・)。
一方で、対照的なのは天彩峰里さんでした、この演目の舞台での時間をとても大切にかみしめているように見えました。
いよいよ1月19日(木)は千秋楽です、チケットをお持ちの方が本当にうらやましいです。
どうぞ、『MAKAZE IZM』完走の歓びを宙組の方々と分かち合ってください。