宝塚歌劇団・花組『鴛鴦歌合戦』初日公演の2階17列席の宝塚歌劇チケット、宝塚歌劇Webチケットサービスの一般販売で購入しました。
宝塚大劇場の一番お安いお席でチケット代は2000円。
『鴛鴦歌合戦』の初日公演の宝塚大劇場の正門、早く着いたので人は多くありません。
初日公演のくすのき広場の様子です。
宝塚ホテル横の駐車場には、遠征組の大型バスが4台停まっていました。
バスの網棚に置きっぱなしにできるので、みなさんたくさんお土産を買っていました。
お食事は宝塚大劇場3階の団体レストラン「エスプリホール」で用意されているのでしょうね。
カフェテリア「フルール」前のディスプレイ、浅井礼三郎(柚香光)とグッズの展示。
「フルール」で公演ランチを食べたかったけれど、席がいっぱいで2順廻って諦めました。
公演ランチか公演デザートを食べたかったなぁ。
何度も観劇する予定なので後の機会にとっておきます(負け惜しみ)。
そして、初日公演の時間割が掲示されていました。
初日はいつも13時からの1日1回の公演です。幕間休憩は35分もいつもと一緒。
『鴛鴦歌合戦』はマキノ監督の映画を視聴済み、片岡千恵蔵さんのお役を柚香光さんが、ディック・ミネさんのお役を永久輝せあさんが、市川春代さんのお役をを星風まどかさんが、服部富子さんのお役を星空美咲さんが、其々のお役に就くだろうと思うと楽しみで仕方がありませんでした。
この中で一番どうかなと思ったのはディック・ミネさんの丹波守、歌が多いのは全然大丈夫にしても3枚目のダメンズを永久輝せあさんのような隙なき2枚目がハマルかなと心配したものでしたが、『二人だけの戦場』の名喜劇を観てからは不安は払しょくされ、ただただ公演を楽しみに待っていました。
宝塚歌劇団21期生の方がなさったおとみ役を84年の時を経て、105期生の星空美咲さんが演ずるのですから宝塚歌劇団の長い歴史のたっとさを感じます。
「かがまずに立っていて、舞台のきれいなお殿様の顔が見えないじゃないか!」
と思ったお客様がおられたかも知れません、と柚香光さんの客席降りの際の談は面白かったです。
1階席のその辺りのお客さんは、さぞびっくりしたことでしょう。
お春(星風まどか)の「ちぇっ」はとても良かったです、お転婆っぽくならずにどこまでもキュートな感じで相当に練習したのでしょう。
おとみの御伴の三吉(天城れいん)は名演でした、往年の松竹新喜劇なみに笑いの中の悲哀、悲哀の中の笑いを感じさせる絶妙な間とセリフでした。
新人公演の主役は、この天城れいんさんがなさるそうで楽しみです。
新人公演といえば、パレードでエトワール(朝葉ことの)のジェンヌさんがヒロインのお春の役を演じるということでこちらも楽しみです。
山寺の蓮京院(京三紗)と大老の蘇芳(紫門ゆりあ)、専科からの出演とあって上手でした、時代劇らしさがしっかり出て、物語に入り込むことができたのはこのお二人の芝居のおかげと思いました。
丹波守の殿様(永久輝せあ)と正室の麗姫(春妃うらら)の二人、どうぞ千秋楽まで仲睦まじくあってください。
あと、今後ぷち流行りそうなのは「うたがっさん」、お殿様の言い間違いを端(たん)にして柚香光さんがかぶせていました、つい言ってしまいそう。
初日公演の楽しみは、幕後に花組組長の美風舞良さんの挨拶や報告を聞けること。その話す言葉や声の調子がとても好きです。花組愛を感じます。
これから繰り返し『鴛鴦歌合戦』を観劇予定です。舞台ではあちこちでお芝居が同時進行しているのにほとんど見ることができていません。レビューでフォーカスしたいダンサーはいっぱいいるので楽しみです。