宝塚歌劇団・星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』のB席2階のチケット、セディナ貸切公演をチケットセディナで購入しました。
本公演は主役の礼真琴さんが休演のため代役が立てられ他の配役も一部変更となりました。
ロナン・マズリエ 礼真琴 → 暁千星
カミーユ・デムーラン 暁千星 → 天華えま
ジョルジュ・ジャック・ダントン 天華えま → 碧海さりお
オーギュスト・ラマール 碧海さりお → 鳳真斗愛
『1789』は副題に”バスティーユの恋人たち”とあるように、”恋人たち”がフォーカスの一つ、そのカップリングが主役のロナン、そしてデムーラン、ダントンと演者が変更となったので、ちゃんと愛し合う恋人感がでるのかなぁ、と気掛かりでしたが・・・全然素敵でした。
ソレーヌ(小桜ほのか)、やさしのリュシル(詩ちづる)も前からそうであったかように、初日からずっと恋人同士だったかのように感じました。
オランプ(舞空瞳)に「トンチンカンな秘密警察」と揶揄されるオーギュスト・ラマール(鳳真斗愛)も上手だった。鳳真斗愛さんは本当に舞台達者、新人公演で難しい役ばかり任されていましたから実力者なのでしょうね。
トップスター礼真琴さんの不在は悲しいことです。
それでも星組が全員一丸となって『1789』の舞台の幕を上げたのは大したものです。
主役ロナンを演じきり、群舞の先頭に立ち、パレードでは大きな羽根を背負いトリで大階段を降りてくる暁千星さんは宝塚歌劇団の誇る大スターであると思いました。