宝塚歌劇団・星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』のS席1階のチケット、三井住友カード貸切公演を三井住友カードの周旋で購入しました。
星組トップスターの礼真琴さんがロナン・マズリエとして帰ってきました!
物語なのですから仕方がないとはいえ、バスティーユ監獄に囚われたロナンへの拷問シーンがとても痛々しく感じます。
ペイロール伯爵(輝月ゆうま)はもう少し優しく拷問できなかったのでしょうか?
『1789』は楽曲が良い、「革命の兄弟」、「全てを賭かけて」、「サ・イラ・モナムール」、「パレ・ロワイヤル」、「悲しみみの報い」と名曲ばかり。
特に「パレ・ロワイヤル」が好き、ダンスがへんてこなのも楽しい。
そして、ダントン(天華えま)の ”娼婦でも、聖女になれるのさ” は、恋人ソレーヌ(小桜ほのか)のことと思うとやさしい言葉。
たくさんの ”恋人たち” がでてくる『1789』、その中で一番好ましく思った恋は、片恋(かたこい)のオーギュスト・ラマール(碧海さりお)。
オランプ(舞空瞳)に「トンチンカンな秘密警察」と揶揄されるけれど、ラマールのひたむきな恋慕に気付かぬオランプの方がよほどトンチンカンだと思ってしまうのです。
礼真琴さん復帰まで、舞台を守ってきた暁千星さんはたいしたものです。
星組の層の厚さを感じる『1789』でした。
さて、8月27日(日)は千秋楽、宝塚歌劇の演目で数多くのヒロインを演じて来た有沙瞳さんの退団公演、寂しい気持ちはいっぱいですが卒業をお祝いいたします。
千秋楽のチケットは手に入らなかったので、ライブ配信で観劇を楽しみます。