宝塚歌劇団・宙組『PAGAD(パガド)』~世紀の奇術師 カリオストロ~の初日公演、B席2階10列の宝塚歌劇チケット、宝塚友の会の抽選販売で購入しました。
高い空と宝塚大劇場の正門を花のみちから撮りました、今日はついに初日公演の幕が上がります。
宝塚ホテルと宝塚大劇場の間の駐車場にはすでに遠征組の方々の大型バスが3台停まっていました。
大型バスは岡山、尾張小牧、名古屋から、初日公演を観劇に来られていました。
宝塚大劇場に入ると企業広告があったディスプレイが、『パガド』『110周年』『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』のポスター掲示に変わっていました。
レビューショップのディスプレイは良くできているので、いつも感心します。
本の天秤、タロットカード(奇術師、塔、運命の輪)、今日の公演『パガド』の暗示!?
先ずはお昼ごはんを食べに和食「くすのき」に向います、「くすのき」は宝塚大劇場の2階、劇場の食事処の中で唯一、改札の外からでも内からでも入れる食事処です。
公演特別メニュー・幕の内「すみれ」~宙~を注文しました、紫芋羊羹おいしかった!
キャトルレーヴのディスプレイには芹香斗亜さんグッズや『パガド』の公演商品が並びます。
ポスターには新トップスター芹香斗亜さんのプロフィールが表示されていました。
直近で書かれている略歴は『プロミセス、プロミセス』で主演をしたこと。
梅田芸術劇場では、主演:芹香斗亜、ヒロイン:天彩峰里、でしたね。
宝塚大劇場の初日公演の改札内はこんな感じ、ブラックマジックということで黒い衣装の人、芹香斗亜さんが好きな紫色の衣装の人がとても多い印象でした。
初日公演の時間割の掲示、第1部が『パガド』第2部が『Sky Fantasy!』、幕間休憩は30分に縮まっています。
第1部の『バガド』、トップスターの芹香斗亜さん演じるジョゼフ・バルサモが登場すると劇場が揺れるほどの拍手、満を持しての大登場です!
今回の公演からトップ娘役の春乃さくらさん、マリー・アントワネットとロレンツァの一人二役が見どころの一つかなと思いました。とても綺麗な人です。
そしてルイ15世の時代といえば、デュ・バリー夫人(天彩峰里)、権勢を失い王宮を去るシーンは涙をさそいます。
「夜があけるまでに出ていけ!」
はちょっとひど過ぎると思いました。
『パガド』は世紀の奇術師と副題にある通り、騙し騙され、場面も流転するので観る方も真剣に頭を回転させないと物語から置いていかれます。
第2部『Sky Fantasy!』の前、幕間休憩の舞台の写真です。
このときも、新トップスター芹香斗亜さんが登場すると割れんばかりの拍手は長く続きました。
娘役の中では、トップ娘役の春乃さくらさんが赤い衣装、天彩峰里さんが紫色の衣装、他の娘役と違う色でお二人がとても舞台で目立っていました。
銀橋の真ん中で天彩峰里さんが左右に見目麗しい男衆を連れて歌うシーンは圧巻でした!
第21場デュエット・ダンスのカゲソロ(葉咲うらら)は本当にすごかった!専科の歌姫なみにすごかった、劇場全体が響きに包まれる感じです、歌で世界を創れるレベル。
第22場のパレード、エトワール(愛未サラ)も上手だった、通常の公演のエトワールよりずっと歌唱時間が長いように思えました。澄んだ律の調べのような歌声です。
パレードはたいそう盛り上がりました、2番手大羽根の桜木みなとさん、トップ娘役の大羽根の春乃さくらさん、そして芹香斗亜さんはトップスターの垂れの付いた大羽根、どれもが誰も見たことのない初見の風景、都度ゝ喝采の拍手、みな感激していたのでしょう。
改札内ロビーに掲げられている肖像写真、新組長の松風輝さん、新トップスターの芹香斗亜さん、新2番手スターの桜木みなとさんが丁度並びでした。
カーテンコールで芹香斗亜さんが、「何度でも観に来てください」と言っていました。
お芝居は面白いし、ショーは楽曲もよく歌の上手が揃っているので何度見ても楽しい演目だと思うのです。