宝塚歌劇団・星組公演『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』の千秋楽ライブの配信を視聴しました。
開演5分前には劇場の生中継に切り替わるので、小川を渡る鹿や虎をテレビで見ることができました。
劇場での観劇とは違い、撮影スタッフさんの提供する通り見なければなりません。
ここは全体を見て、ここはオペラのアップで、ここは舞台中央を見て、ここは上手花道を見て・・・・ということが一切できませんが、自分の見ていないところが多々あったりして面白い。
劇場では自然と天華えまさんや大輝真琴さん、彩園ひなさん、侑蘭粋さんを見ていたのだなと思いました。
さて、harugotatsuの好きな名シーン7選は、
1 炎からの少年救出
驚きです!映画RRRでは、特撮やCGを使って製作しているシーンを宝塚大劇場の舞台の上でこれほど表現できるとは本当にすごいです。
炎が燃え広がりアルジュン少年(碧音斗和)の逃げ場がなくなるシーン、ラーマ(暁千星)が渡した旗でビーム(礼真琴)が炎を払い水が広がるシーン、俳優さんもダンサーも美術さんも照明さんもみんなみんなすごいです!
2 やっぱりナートゥ!
幕が上がったその時から、来るか!?来るか!?と待つナートゥ。
当然、ラーマが「ナートゥをご存じか?」とセリフを発する時には観客のボルテージは放電寸前!
3 SINGERRR
場面展開のおり、狂言回しのように現れるSINGERRR男(美稀千種)とSINGERRR女(都優奈)、歌の上手さと言ったら限りない。物語を重厚にして本当にそこで事が起こっているように観客を導いてくれます。
4 イギリス淑女のナートゥ
ナートゥの調子の乗って踊りに参戦するイギリス淑女たち、ジェニー(舞空瞳)をリーダーにポピー(二條華)やリリー(彩園ひな)が社交ドレスの横隊で前進するシーン、映画RRRと同じだけど、宝塚歌劇団ならではの洗練された華やかさがあります。
5 踊っていいの!ナートゥ
提督邸に潜入中の「俺たち!?」、ペッダイヤ(天華えま)とジャング(天飛華音)。
そしてナートゥ、リズムに堪らず普通に楽しそうに前に出て踊っています。
ID不携帯で袋叩きにあったことも遠いむかし。
6 ばつが悪いとはこういう顔
隠れ家にジェニーと伴にに訪れる婚約者のジェイク(極美慎)、頭巾をとって顔を見せるときの、ばつの悪そうな顔といったらありません。観客が毎回、失笑します。
7 大団円
花火は上がるし、客席降りは賑やかだし、2階席にもイギリス人一派が来てくれます。未亡人になったばかりの提督夫人キャサリン(小桜ほのか)もラーマの矢で射抜かれたはずのエドワード(碧海さりお)もすっかり元気です。劇場中で手拍子しながら大団円。楽しすぎる~。
以上、harugotatsuの勝手な名シーン7選でした。
次は東京公演、素晴らしい舞台なので、どうぞ無事に千秋楽まで完走できることをお祈りいたします。