第1部
1.日本舞踊
2.クラシック・ヴォーカル
3.ポピューラ・ヴォーカル
第2部
演劇(オーロラの歌声)
第3部
ダンスコンサート
第1部の最初に歌手としてソロで歌う二人(初舞台生としての芸名:彩姫みみ、美渦せいか)は流石に上手でした。選ばれしお二人なのでしょう。
第2部の『オーロラの歌声』、フェリシア役(初舞台生としての芸名:茉莉那ふみ)の演技も歌もすばらしかったです。セリフの間が良くて、それが自分だけでなく掛け合う他の役の人々にも影響してお芝居全体の質が上がっている印象でした。
自分一人のお芝居が上手で突出するのではなく、周りの役の生徒さん達も巻き込んで一緒に上がっていく感じ、すごいなぁと思いました。
きっと、将来しかるべきポジションの人になるのでしょう。
ルーカス役(初舞台生としての芸名:水月胡蝶)は、きらりと光る原石、これから楽しみです。
クリストフ役(初舞台生としての芸名:雅耀)は、いかにも皇太子らしい所作や雰囲気、演技なのか、素がもともとそういう生徒さんなのかは分かりませんけど・・・。
少しセリフにアクセントのある生徒さんもいましたが、全国から集まる宝塚音楽学校ですから仕方がありません。
バレエのリフトはよくやっていると思いますが、普通の域かなと辛口の感想です。
なんせ、各組の男役の方々は、相手の娘役をまるでフェザーのようにリフトします。
いくらジェンヌさんとはいえ生身の人ですから40kgはあるでしょうに、それを感じさせないリフトです。筋肉と体幹の強さの違いなのでしょうか。
タップダンスのタップガール、とても目を惹きつけるダンスで楽しませていただきました。