宙組公演『HiGH&LOW』の初日公演のチケットです。宝塚友の会の抽選に外れ、旅行代理店の手配も叶わず、先着順で購入してやっと手に入れました。
初日公演の朝の宝塚大劇場の正面ゲート、大きい荷物を引っ張って来る人が多く、きっと遠征組なのでしょう。
大門をくぐると、もうお祭り感が始まっています。白い衣装にサングラスのホワイトラスカルズな人たち、ODカラーや迷彩を取り入れたルードボーイズな人たち、赤い衣装の達磨一家・・・等々。
スモーキー(桜木みなと)を真似てか破れたジーンズの人もいました!
事情を知らない警備員さんたちは、きっと
「今日の宝塚の客は、ガラが悪いなぁ。」
と思ったかも知れません。
SWORDの5グループに分かれますので、ご贔屓の属する勢力に合わせてファンの衣装も影響を受けます。
劇場の壁面の大看板、写真撮影のスポットのひとつ、ROCKY(芹香斗亜)の顔が怖い。
宝塚ホテルの駐車場には、尾張ナンバー、岡崎ナンバーなどの大型バスが4台並んで停まっていました、中部地方から旅行代理店経由で遠征に来た人も多いのでしょう。
大劇場と立体駐車場を結ぶ渡り廊下から見下ろした、花の道の写真です。
撮影している後ろでは、会チケのチケ出し作業をしています。
トップスターや上級生は大劇場の扉を出てすぐ横1階で、下級生は階段を上って渡り廊下がチケ出し場所になっています。むかしはここに喫煙所があったので、モクモクで本当に気の毒でした。
開演前の舞台です、現実に初日公演が始まると思うと全てに感謝したい気持ちです。
ROCKY(芹香斗亜)のクラブ「heaven」はまだ開業準備中、村山良樹(鷹翔千空)は番長に、日向紀久(瑠風輝)は頭にこれからなるところ、まさにPREQUEL(前日譚)。
抗争と関係ありませんが、コブラ(真風涼帆)の浴衣は見どころのひとつかと・・・。
ご贔屓が達磨一家、鬼邪高校に属している場合、下手や上手の花道近くの席も鑑賞に良いと感じましたのでご参考。
幕間のカプリチョーザの写真です。
カプリチョーザは、イタリアを巡るショー、旅する気分になれます。
ベネチアのゴンドラのシーンが美しかった!
幕後の組長(寿つかさ)の挨拶はコラボ作品でしたので、いつもより色々と違っていて大人の話をしなければなりません、大変だったと思います。
トップスター(真風涼帆)の挨拶、そして、新しく宙組に加わった8名の第108期生(梨恋あやめ、花恋こまち、愛城美紗、華楽逸聖、輝珠ななせ、海玖里粋、志凪咲杜、朝比奈天)の紹介で大階段の8人がお辞儀をしました。
宙組として初舞台が無事に終わって本当によかったです。
千秋楽まで完走できるかどうか分かりませんが、1日でも多く、1公演でも多く開催できることを祈っています。
トンチキ作品になるのではと心配していた『HiGH&LOW』でしたが、泣いて笑って、恰好良くて、男役の魅力たっぷりの素晴らしい作品でした。