宝塚歌劇団・雪組公演『蒼穹の昴』の千秋楽公演、宝塚大劇場の正面ゲートの花の道も紅葉となり、立冬の青空です。
正面ゲートをくぐるとくすのき広場には、多くのファンが早くから来ており、卒業を祝う白い衣装の方々もよく見かけました。
今日はトップ娘役・朝月希和さん、副組長の千風カレンさん、羽織夕夏さん、花束ゆめさん、宝塚大劇場の舞台に立つ最後の日です。
思ったより早く着いたので、ずっと売り切れで食べれなかったフルールの公演デザート「ジャスミンベリー」をいただくことができました。ジャスミンの香りのジュレにベリームースのデザート、チョコプレートには中国で縁起物として用いられる「双喜紋」が描かれています。
本日の公演の時間割と掲示ポスター、さよならショーの案内文があるのがいつもと違うところです、
娘役トップ朝月希和さん、退団なのだなぁと実感します。
千秋楽の舞台を撮った写真です、今日で最後と思うと静かにぐっときます。『ODYSSY』の大阪公演に続いての完走です、初日公演から欠けることなく千秋楽まで上演でき本当に良かった！
第二幕第四場馬家堡（マージアバオ）駅頭のシーン、爆薬が転がりすぎて舞台の横にいってしまったのを順桂シュンコイ（和希そら）が体をひねり回転しながら舞台中央の西太后の一行の前に上手に戻しました。和希そらさんの機転と身体能力の高さに驚きました！
サヨナラショーでは、マダムの嗚咽やむせび泣き、ひっくひっくと泣いている人もいました。
最初は数人だったのが、すすむにつれ結局は劇場中のいたるところで泣いていたと思います。
銀橋で『夢介千両みやげ』のお銀さんに戻って朝月希和さんが唄ってくれたのが嬉しかった！
卒業する３人と男役３人、千風カレンさんと朝美絢さん、羽織夕夏さんと和希そらさん、花束ゆめさんと咲城けいさんの３つのペアは印象深かったです。
最後の最後に、『CITY HUNTER』はハッピーエンドだったのだよ！
彩風咲奈と朝月希和もハッピーエンドだったのだよ！
という終幕のしかた素敵でした！！
観客はみんな、悲しいのか可笑しいのか、よく分からなくなって、泣き笑い！？でしたね。
