宝塚歌劇団・花組公演『うたかたの恋』、S席1階14列のチケットです。宝塚友の会で購入しました。
宝塚大劇場のフルール前のディスプレイは『うたかたの恋』仕様です。
今日は、皇太子ルドルフ(柚香光)を一心に追いかける日としました。すると物語がよく分かりました。悲劇の結末は避けようがなかったかも・・・とルドルフに同情できました。
ルドルフの表情もセリフも良かった、悲劇が悲劇として次第に完成していく感じがしました。
かくれんぼのシーンはアドリブを入れて、観客をくすっと笑わせるのですが、その時でさえ哀しい。
微かにビブラートぎみの柚香礼さんの声がとても悲恋物語に合っているのだと思います。
ザッシェルの店の歌姫マリンカ(咲乃深音)の歌は毎回惚れ惚れします。本当に声もきれいで歌も素晴らしく情感たっぷり!ルドルフ皇太子が気にとめるのも分かります。
幕間休憩のとき、列を並んでいた路傍のマダムが、
「今日のマリー(星風まどか)は昨日より良かった、やっぱりうたかたの恋はマリーが肝ね!」、
とおっしゃていたので、今日の観劇は当りだったのしょう。
幕間の舞台の写真です。最初は薄い半透明の緞帳がかかっていますが、ショーの直前に上がります。
今日のショーの観劇のテーマは、美風舞良さんを追いかけること!艶のある表情とダンスが好き!
『うたかたの恋』のお役が地味だった分、ギャップが楽しい!!
フルールの公演デザート「ライチローズ」をやっと食べることができました。レモンジュレの中に薔薇色のフランボワーズジュレが輝きます。そういえば赤を取り入れたお洋服の観客が多かった、『うたかたの恋』と言えばイメージカラーは赤と白なのかな。
harugotatsuは、ショーのお扇子を持っていず寂しかったのですが、観客の中にはお扇子にオリジナルの装飾をしている人がいました。
今度、自分もグッズはちゃんと手に入れて、かつ、少し目立つ装飾を施すのも楽しいかもと思いました。