宝塚歌劇団・花組公演『うたかたの恋』千秋楽のS席1階のお席、宝塚友の会の1次抽選で購入しました。後ろの端っこのお席でしたが、千秋楽を観劇できるだけで、その場にいることができるだけで夢のようです。上の写真は千秋楽の宝塚大劇場をはなの道を挟んで、宝塚ファミリーランド跡地側から撮影したものです。
『うたかたの恋』は、華雅りりかさん、春矢祐璃さん、都姫ここさん、花翔ひかりさんの退団公演、今日が大劇場最後の出演となります。
大劇場のくすのき広場には卒業なさる4人の方のファンクラブの受付ブースが設置されていて卒業を祝う白いお衣装のファンの方々が大勢集まっていました。
平成になってからの慣習のようですが、ファンが白いお衣装を着るのは卒業する生徒さん達を祝う気持ちを表しているそうです。
そして、宝塚大劇場改札へ向かうと、千秋楽公演の時だけだと思うのですが、SS席専用レーンが設けられていました。千秋楽のSS席チケットを持っている人ってどんな人なのでしょう?想像もつきませんし、harugotatsuには一生縁が無いように思えます。
退団ではありませんが花組を離れ専科へ移動する水美舞斗さんへの拍手はひときわ大きかった!
『巡礼の年』で初めて2番手羽根を背負い、全国ツアーの『フィレンツェに燃える』を経て『うたかたの恋』では最後かも!?の2番手羽根、急すぎませんか?
水美舞斗さんの2番手羽根を目に焼き付けているファンも多かったと思います。オーストリアを離れて旅立つジャン・サルヴァドルと花組を巣立ち専科へ行く水美舞斗さん、お芝居と現実がごちゃまぜになって感情がたかぶってしまいました。
エリザベート皇后を演じた華雅りりかさんは大劇場最後となるジェンヌさんの一人、エリザベート皇后ってこんなに優しいのか!と印象を新たにしました。気品があり、慈愛に満ち、そして美しい。
エリザベートとマリー(星風まどか)が部屋で鉢合せするシーン、何度観ても緊張します。
フルール公演デザート「マリレンクーヘン」、オーストリアで親しまれている焼き菓子でそうです。チョコの模様は双頭の鷲、大階段に映し出されていた図柄です。
『うたかたの恋』、大劇場の公演は終わってしまいましたけれど、東京はいよいよこれからです。
東京公演は欠けることなく1公演でも多く上演できますようにと祈っています。