宝塚歌劇団・宙組『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』の初日公演のチケット、宝塚友の会の先着販売で購入しました。1階A席の一番後ろのお席でしたがトップコンビ退団公演の初日を生で観劇できるだけで幸せです。
初日の宝塚大劇場の正門、開演まで2時間前なのに来場者でにぎわっています、快晴で春らしい暖かな日和です。
となりの宝塚ホテルの駐車場には遠征組の大型バスが停まっていました。
東は愛知や尾張小牧から、西は岡山から初日公演を観劇するためやって来ています。
先ずは宝塚大劇場内のカフェテリア・フルールの公演セットで腹ごしらえ。
ソーセージはカジノのチップをイメージしているそうです。
ハートのクイーンのカードがのっているのは、ひょっとして当り!ってこと。
フルールの前のディスプレイには、今回ジェームスボンド007役の真風涼帆さんのお写真がグッズ類とともに飾ってありました。
『カジノ・ロワイヤル』の舞台の写真、開演前と幕間に同じ景色を撮ることができます。
宝塚大劇場内のロビーの壁に掲示してある肖像写真です。
退団する組長の寿つかささんはゲオルギー・ロマノヴィッチ・ロマノフ大公役、トップスターの真風涼帆さん、そして次期組長の松風輝さんはMI6のM長官役、男前が3人並ぶと清々しい!
イリーナ役の水音志保さん、マネーペニー役の花宮沙羅さん、真ん中が今回の公演で退団となる娘役トップの潤花さん、一人だけ化粧品ポスターのモデルさんのようです。
お芝居で印象に残ったのは、ミシェル・バロー(桜木みなと)とアナベル(天彩峰里)のカップル。
二人ともとても魅力的、笑って泣いてすっかり感情移入してしまうペアです。
ル・シッフル(芹香斗亜)の一味、訓練隊長ジャン(優希しおん)の身体能力の高さに驚いた。M長官は是非、彼をMI6にスカウトすべき!
そして、アナベルも訓練所の講師の一人らしいけど、何の講師か分からずじまいでした。
パレードでは寿つかささんの拍手がすごかった!
舞台への賛辞、長年の組長への賛辞、哀惜の気持ちを拍手に代えて懸命に手をたたいていたファンも多かったと思います。harugotatsuの周りの人も特に大きな拍手をたくさんたくさん送っていました。
カーテンコールは幾つかあって、特にスタンディングオベーションからのカーテンコールは2度ありました。
最後のカーテンコールを真風涼帆さんは失念していようで普通にあたふたして芹香斗亜さんに助けを求めている様子が好ましかったです。
最初にトップスターの大羽を背負った頃を思い出して真風涼帆さんが話しているときは観客も少しめそめそモード(涙々)、退団公演であることを皆があらためて覚えた時でした。
兵庫の千秋楽、そして東京の初日から千秋楽へと1日も欠けることなく全公演駈け抜けることができますようにと祈っています。