宝塚歌劇団・星組『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、初日公演の宝塚歌劇チケット。5列目のお席での観劇、梅芸会員の抽選で購入しました。
梅田芸術劇場に着くと広場は閑散としていました、メインホールは休館なので。
でも、しっかり礼真琴さんの道案内がありました。
アプローズタワーに入って地階に降りると本日の公演時間の案内が出ていました。
開場は公演の45分前から、大勢の人が開場待ちだったり、待合せだったり、地階は賑やか。
開演の5分前になると緞帳があがり舞台が現れます。ちょっと暗めな感じです。
だいたい物語の流れは理解しているつもりですが、何が起こるのか想像を超えるのが星組公演です。
分かっていても狂言回しのジェロニモ役で暁千星さんが出てきたときは感動しました。
太っちょの中年おじさんより、みめ麗しい青年の方が断然いい!
そして分かったのは、今回1列目席のお客さんはエクセレントです!
ジェロニモが何度も1列目席のお客さんに話しかけ質問したりするのです。
本当にうらやましい。
「私が誰か知っていますか?」
と聞くのですけど、知らない人はいないでしょうに。
「ジェロニモ」と答えるのが正解なのかなぁ?
主人公のジュリアン・ソレル(礼真琴)は、ラテン語、会計、司書など何でもできる秀才で美青年。
どんどん周りの婦人たちは彼のことが好きなってしまいます。
町長の夫人ルイーズ・ド・レナール(有沙瞳)の艶っぽい人妻感は完璧。
お芝居をみている印象としては、ヒロインはルイーズ・ド・レナールだと思いました。
歌、歌、歌のお芝居で星組のみなさん本当にお上手なのですが・・・・
一番、フレンチロック感が出ていて鼓動が高まったのは、
ムッシュー・ヴァルノ(ひろ香祐)とヴァルノ夫人(小桜ほのか)のデュオ。
harugotatsuは普段ブルーレイとかあまり買わない方なのですが、このデュオを何度でも観たいがために購入しようかなと思いました。
エンディングは音楽の雰囲気も変わって手拍子しながら、喝さいの拍手もするので少し難しい。
お芝居は悲劇っぽいけれど、最後はしっかり明るい気持ちになって終わります。
初日公演はカーテンコールが何度かあるのが楽しい!
1789をしっかり宣伝していました、フレンチロックと言えば礼真琴さんなのです。
3月26日『バレンシアの熱い花』が始まると梅芸は上も下も完全に星組がジャックすることになると言って観衆から笑いを取っていました。
カーテンコールの時、小桜ほのかさんが客席にいる誰かを見つけて手を振っていました。
OGなり関係者なりどなたか観劇に来ていたようなのですが、分かりませんでした。
今日は無事に初日の幕があがり本当に良かったです。
先ずは大阪公演の千秋楽を目指して駆け抜けることができますようにと祈っております。