宝塚歌劇団・星組全国ツアー『バレンシアの熱い花』梅田芸術劇場メインホールの初日公演のチケット、梅田芸術劇場ネット会員チケットサービスで購入しました。受取りはセブンイレブン発券を選んだのでチケットはセブンイレブンの図柄です。
harugotatsuの場合、梅田芸術劇場の宝塚公演はメインホールもドラマ・シティも宝塚友の会では当りません。なぜだか分かりませんが、それでも何とか観劇できているのは梅芸会員のおかげです。
『バレンシアの熱い花』は、これぞ宝塚歌劇という演目!
観客が宝塚歌劇に求めるものが『バレンシアの熱い花』にはあり、胸が熱くなります!!
初めてみる友達を誘うなら、ちょうど良い作品だと思います。
全国ツアーで日本中を巡り、将来のスター候補となる男前な女子や可憐な女子を射止めて来て欲しいものです。(特に広島県は瀬央ゆりあさんと暁千星さんが採れた地なので特別がんばってほしい)
黒天使の騎士(凪七瑠海、瀬央ゆりあ、極美慎)のところは三銃士ぽくて恰好よく、ハラハラする活劇シーンが素敵です。
イサベラ(舞空瞳)の歌も歌いやすいのか耳に心地よく残り続けました。
ラモン・カルドス(瀬央ゆりあ)が手傷を負うところは納得いかない、手傷を負うならロドリーゴ(極美慎)の方だと思うのです。
うれしかったのは、元気な茉莉那ふみさんを見れたこと。
短いけれどセリフやソロもあって、ダンスや表現力はやはり秀逸、赤いショールを付けていたのは特別な存在だから!?
同期の中には一歩も二歩も先を行っている生徒さんもいますが、全国ツアーは素晴らしいチャンス、期待でいっぱいです。
初日公演の最後のカーテンコールはスタンディングオベーションです。
3階1列目で立ち上がるとちょっと怖い!苦手な人は座ったままでも良いかもしれません。
ご当地出身のジェンヌさん紹介は全国ツアーの楽しみのひとつですが、今回それぞれのひと言はありませんでした。前に出て来てペコンとお辞儀するだけ。すべってもよいので何か台本にない生の言葉を聞きたかったなぁ。
大きな羽根を背負った主役スターの凪七瑠海さんカッコ良かったです。
そして、大羽根を背負って瀬央ゆりあさんが、娘役トップの舞空瞳さんとシンメントリーに並び、
2番手男役の大羽根 主役スターの大羽根 娘役トップの大羽根
そんな風景の舞台から見えない粒子がたくさん飛んで来て、胸が熱くなりました。
これぞ宝塚歌劇の定番の様式美、これから全国ツアーで目にする各地の観客はやっぱり感動すると思います。