ライブ配信で観た『1789 -バスティーユの恋人たち-』千秋楽のカーテンコールにて。
星組から専科に移動となる瀬央ゆりあさんについて、星組トップスターの礼真琴さんの言葉です。
同じ95期入団、宝塚音楽学校では予科生、本科生と同級生、
「家族より長く一緒にいる」
寝る前に瀬央ゆりあさんが自分にとってどんな存在か思い巡らした礼真琴さんの答えが、
「もはや自分!」
それを聞いたときに瀬央ゆりあさん、笑顔でしたが目にいっぱい泪をためていました。
カーテンコールの時のその場の思いつきではなく、自宅で眠るときにじっくりそのようなことを礼真琴さんが真面目に考えていてくれたという事実だけで、同級生として同僚として舞台仲間として感激してしまいますよね。
星組を離れる瀬央ゆりあさんの人事、礼真琴さんにとっては自らの半身を引き裂かれる思いだったでしょう。
瀬央ゆりあさんは、今回フィナーレの始まりにフィナーレの歌手として「二度と消せない」をソロ歌唱なさいました。伸びやかで爽やかで、人や世界を信じる心を芽吹かせる素晴らしい唄声です。
次に瀬央ゆりあさんが出演する公演がどの組であっても、どこの劇場であっても北海道でも九州でも必ず観に行きます。