宝塚歌劇団・花組公演『鴛鴦歌合戦』の千秋楽をライブ視聴しました。
休演となっており心配しておりましたが、金土日の最後の三日間は再開となりました。
『鴛鴦歌合戦』は、harugotatsuにとって、劇場と配信を含めて最多観劇の演目となりました。
礼三郎(柚香光)とお春さん(星風まどか)、今日で見納めかと思うと寂しい気持ちでいっぱいです。
お春さんの「ちぇっ」をもっともっと聞きたかったなぁ。
harugotatsuの好きな名シーン7選は、
1位 ひばりが間違えた
山寺で相合傘の礼三郎とお春、早々通り雨があがってしまい鳴くひばりにお春が「ひばりが間違えたのよ」と言うシーン、少しでも相合傘をしていたい娘心がいじらしい。
2位 いいえ私はよいのです
花咲城廊下で「鴛鴦の香合」の一計を密談するシーン、家老の蘇芳(紫門ゆりあ)が「それでは麗姫様が・・・」と身を案じるのに対して、麗姫(春妃うらら)が床に身を崩しながらも「いいえ私はよいのです」と言うところ、芝居掛かっていてそれが返って可笑しい。
3位 絵日傘ひとつ
香川屋の娘おとみ(星空美咲)が忘れていった絵日傘を差しつつ礼三郎が「不思議なもので絵日傘ひとつで部屋が明るくなる」と言うところ、やきもち焼きのお春と呑気を言っている礼三郎が微笑ましい。
4位 本当にいいやつ三吉
おとみの勝手なさしずに「それじゃ私がかたき役になってしまうじゃないですか」と言うシーンと「お春という子、目にいっぱい涙を溜めていましたよ」と言うシーン、三吉(天城れいん)は本当に人の心の機微が分かるいいやつなのです。ほろり、ほろりと泣かせます。
5位 悪い顔してる道具屋娘
道具屋の六兵衛のお店、客にまがい物をすすめているのは六兵衛(航琉ひびき)と息子の八兵衛(帆純まひろ)だけど後ろの七緒(朝葉ことの)が一番に悪い顔をしている。八兵衛と七緒、最初は兄妹でしたが姉弟に変わりました。
6位 日傘差す人作る人
礼三郎が、おおかたのピンチを「とかく浮き世はままならぬ日傘差す人作る人」で凌ごうとするのがすごい!確かにメモメモの人生訓です。
7位 やっぱりバカ殿
物語を通して、やっぱり峰沢丹波守(永久輝せあ)の振り切ったバカ殿ぶりが好き、演技も好き、歌も好き、バカっぽい踊りやステップも好き。
本当はもっともっとたくさん大好きなシーンはあるのですが書ききれません。