東京やその近郊に住む宝塚ファンの知人とやりとりしていると、宝塚大劇場をムラと呼ぶのに違和感があります。
ムラは村に通じ、何か田舎って言っているように思えるのです。
宝塚大劇場は5分ほどの所にJR宝塚駅、阪急宝塚駅と2つも駅があり電車が頻繁にやって来ます。
駅施設には阪急百貨店があり、アフタヌーンティーを楽しめるカフェもあります。
宝塚大劇場の隣には宝塚ホテルがあり、上場企業の催事が行われたりします。
大都会ではないにしろ都会なので、ムラという呼称が不適切な感じがするのです。
そりゃ東京宝塚劇場のある日比谷に比べれば違うのでしょうけれど・・・。
日比谷は周りが高い建物ばかりで見通しがきかず、山や川など目印になるものがありません。
harugotatsuの住んでいるところは田舎なので、ずっと見通しがよく平地であれば数キロ先まで見えます。
茅葺屋根の家は普通にありますし、神社では農村歌舞伎、1月には左義長の準備のため竹山に入り竹を切り倒します。
暖かくなると川のクリーン作戦、ゴム長靴を履いて皆で美化作業をします。
地区毎に消防団があり、地域の話し合いには交番の駐在さんも参加します。
駅は1つありますが、電車は1時間に3本、バス通りのバスは1時間に1本が無い時間帯もあります。
辻や人の集まる所には自動精米機があります。
道路の標識は、
・たぬき飛び出し注意!
・いのしし飛び出し注意!
・シカ飛び出し注意!
謎なのが
・カメ飛び出し注意!
いまだ亀が勢いよく道に飛び出す様は見たことがありません。
先週は自治会の回覧板に
「猿がでますので気をつけて下さい!」
と手書きで加筆されていて、臨場感ありました。
峠の向うの本陣のある集落に少し劣等感を感じています。
harugotatsuの住んでいる処は確かにムラであり村かも知れませんが、宝塚大劇場の辺りは都会でおサレで眩しい✨限りです。
だから宝塚観劇の日はハレの日、一番いい服を着て行きます。
ムラの呼称に違和感を覚えるharugotatsuのような田舎者の宝塚ファン、少なからずいると思うのです。
そして、心の中で、
「ここをムラって呼ぶのは、きっとこの人すごい大都会に住んでいるんだぁ」
と、口には出さずとも思っています。