宝塚歌劇団・星組『ME AND MY GIRL』、役替わりとして水美舞斗さんが主演のビルを演じる回としては千秋楽となる公演です。宝塚友の会の抽選販売で購入したA席1階M列の宝塚歌劇チケット。
博多座のS席はSS席に相当するような良席なので、はなから諦めてA席ばかり申し込みました。
新幹線による遠征だったのでJR博多駅に到着、予約のホテルに荷物を預け、諸々の用事のため地下鉄赤坂駅に行き、折り返して中州川端駅へ。
何度も地下鉄を乗り降りする旅程だったので、地下鉄の1日乗車券を購入しました。
都合5回乗ったので割得だったし、改札が楽で助かった。降りる駅を間違っても平気だからフリーパスは好き。
地下鉄から地上に出ると博多座のエントランスへ続く大階段が目の前!
ついに、ついに、私、遠征に来たんだね!と実感します。
博多座のロビーには先行画像の絵柄とフライヤーの絵柄と2つのポスターが掲示されていました。
あらためて気づいたのは、王冠の赤いマントのビルはどちらも暁千星さんなのですね。
公演時間の掲示には本日完売御礼の赤札が・・・。
中に入ると思った以上にずっと広い、左右に2階バルコニー席や3階バルコニー席があるのでとても洒落て見えます。1階席は平らなので座高が高い人や髪型にボリュームがある人がいると視界が遮られそうです。
幕間の舞台の写真です。街の街燈はアイコンのひとつです。
第3場ランベスの街角、ガス灯係(青風希央)が点す様は美しく好きなシーンです。
下町育ちのビルが実は高貴な血筋だったという設定が水美舞斗さんぴったり合います。
あきれたのはサリー・スミス(舞空瞳)の行儀の悪さ、貧民窟のようなランベス育ちとはいえ、上流階級の人たちが眉をしかめるのがよく分かる。
その一方でサリーが澄んだ優しい心を持つ娘だと、だんだん分かってくると切ない気持ちになってきます。
サリーが歌うONCE YOU LOSE YOUR HEART(一度ハートを失ったら)、沁みて来ます。