宝塚歌劇団・星組公演『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』、2階17列席(2000円)の宝塚歌劇チケット。宝塚歌劇団公式サイトの一般販売で購入しました。
花のみちから撮った、宝塚大劇場の正門です。
宝塚大劇場のくすのき広場にある宝塚バウホールへ昇るエレベータ入口、『Golden Dead Schiele』、主演の彩海せらさんのポスターが掲示されています。
階段がすぐ左横にありますので、エレベータを使う人はあまりいません。
宝塚大劇場のくすのき広場の記念写真スポット、今日も多くの方が記念写真を撮っていました。
演目が変ると巨大パネル写真も入れ替えとなります。
『RRR』の開演前の舞台の写真、2階17列席からの眺めはこんな感じです。
群舞はここから観ると宝塚歌劇のダンス精度のクオリティがよく分かります、高みに至った芸という感じがします。
舞台全体がよく見えるので、チャリタの母(彩園ひな)とチャリタ(茉莉奈ふみ)のお芝居をしっかり観ることができました。
ナートゥでは、ビーム(礼真琴)とラーマ(暁千星)の後ろでイギリス紳士の諸子が負けじと見様見真似でナートゥ踊ります。
初見のダンスのコピーの割には、写輪眼なみのコピーで結構みんな踊れています、流石!
終盤の乱闘シーンでは、小銃で武装したイギリス部隊を槍のビームと弓矢のラーマが蹴散らします。
ここのシーン、神がかっていて快活です!!
大団円では、なんと! キャサリン提督夫人(小桜ほのか)やエドワード(碧海さりお)などイギリス人の面々が2階席に来てくれました。
エドワード、確かラーマの矢に最初に射抜かれましたが、傷は浅かったのでしょう、元気そうでなによりです。
下手の出口に引けて行くとき、2階A席の1番~辺りの観客はキャサリンとミドルタッチをしてもらっていました、うらやましい~。
幕間休憩は劇場内の喫茶「ラウンジ」で公演デザートの”R(アール)グレイクラフティ”とホットコーヒーをいただきました。
ネーミングが駄洒落でおじさんくさいのは気になりますが、美味しかったです。
干し葡萄が入っているので、苦手な人は要注意ですがひとつひとつ除いていけば問題ありません。
2階17列席から見た、幕間休憩中の舞台です。
レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』に変わっていました。
舞台が昏くなると、上手の花道にボロをまとった男が一人現れます。
そして頭巾をとると、なんと礼真琴さん!という演出です。
ショーのトップスター登場の仕方としては珍しいと思います、普通バーン!どうだ!という感じ。
とは言え、照明さんのスポットライトがあるので、気付いた人は多いかも!?
第2場バックステージは虚構、天華えまさんの無声のお芝居がとても切なかったです。
旅芸人の一行が去っていくとき、シルエットが舞台奥に見えますが、行列の最後の一人は普通の恰好の男が花一輪を手に持って着いていきます。
あれはどういう意味なのか、何の投影や暗示なのか、いまだに分かりません。
『RRR』は、物語もショーも格段に楽しい傑作です、インド人になったり、心象風景に自分を省みたり、たいした作品です。
やっぱり、演目のせいか男性のお客さん、多かったなぁ・・・、ファン層が広がると良いですね。