宝来橋から武庫川越しに宝塚大劇場と宝塚音楽学校が見えます。
harugotatsuは基本、自力チケットなのですが、今回は稀有にもご縁があって文化祭の千秋楽を観劇することができました。
宝塚大劇場に入ってすぐ左手の赤階段は2階の宝塚バウホールの入口につながっています。
むかしはこの上り口で予科生がプログラムを手売りしていましたので文化祭のチケットが無くても予科生から直接購入できました。
宝塚バウホールの改札を通るとテーブルで予科生がプログラムを売っていました。
人の流れのせいでどうしても手前の予科生が忙しく、奥の予科生は手持ち無沙汰。
劇場の係の人が「奥の生徒からも買ってあげてください!」と言っていました。
宝塚バウホールに入り、席に座ってプログラムを眺めていると予科生3人が注意事項のプラカートを持って立っていました。マスクをしているのでお顔はよくは分かりません。
文化祭で印象深かったのはやはり首席の生徒(彩葉ゆめ)さん、日舞や他でも真ん中にいることが多く、オペラ「トスカ」の「歌に生き、恋に生き」、「雨の凱旋門」のソロ歌唱は玄人裸足。宝塚歌劇団に入っても即戦力の逸材だけど、できればゆっくり育てていって欲しいなと思いました。心のひだに触れるような歌唱や舞踊かと言うと、やはり先輩達には及ばないと感じてしまいます。
お芝居『吉野山・雪の別れ』では、伊勢三郎が良かった。芝居上手です。
ダンスでは、タップボーイズで恰好いい生徒(陽悠はれ)を見つけました、顔もハンサム!
A組の静御前の生徒さん、お芝居は見れなかったのですが、「清く正しく美しく」の歌手として立ったところから明るい光が射してくる。ダンスも私は好きでした。
「PARFUM DE PARIS」の3人娘、明るくキュート、パーン!と前に出るものを持っているトリオでした。娘役として楽しみです。
千秋楽の最後は首席の生徒(彩葉ゆめ)さんの挨拶でしめくくり。
プログラムの紹介ページを見ると中学を卒業後に宝塚音楽学校に入学したようで最短コースでの入団となります。
百花繚乱を一人で体現しているような生徒さんなので、大事に大事に育っていって欲しいです。