先ず、貸切公演を企画・実施してくださったファミリマートの関係者の方々にはお礼を言いたいと思います。企画書を作成し、社内稟議を通し、劇団と調整し、情報システム部門に仕様を投げ、当日の運営計画や人手の確保、お土産の準備など本当にお疲れ様でした。
やっぱり1公演を箱買いしてくれる団体は有難いもの、harugotatsuもせっせとスタンプを42個集めてA賞に6口応募しました。
残念ながら落選でしたが、ひょっとしたら・・・と夢を見ることはできました。
さて、2024年2月24日(土)15:30の宝塚大劇場の花組『アルカンシェル』~パリに架かる虹~、トップスター柚香光さん、娘役トップの星風まどかさんのトップコンビの退団公演、土曜日の公演にもかかわらず空席が目立ちました。
ファミリーマートにとっては初めての貸切公演、応募多数の抽選だったのに劇場では空席が目立つ結果になぜなったのでしょう?
以下はharugotatsuが勝手に考えた原因と対策ですので、”違うよ” と思う人も多いかも知れませんが、もしかしたらファミマの企画者が読んでくれるかも!?と宝塚歌劇のファンの一人としてつづります。
原因1 家族でもスマホは貸せない!
当選したスマホは当日必須、当選通知を提示しなければなりません。たとえ家族、友人でも自分のスマホを1日渡して、しかも、ロック解除のパスワードを教えなければなりません。
親子、夫婦、姉妹であっても ”ちょっと、それは無理!” という人は多いと思います。
原因2 譲渡不可が伝わっていない
当たったチケットの譲渡の仕組みは無し、家族への無償譲渡も実際できません。
そのことは全然悪くありませんが、応募者によく伝わっていなかったと思います。
とにかく現実には本人観劇が必要ということ。
原因3 観劇しないのに応募
スタンプ台紙、スタンプ押印がエントリー無しでも条件がそろえば自動で行われてしまうこと。
貯まったスタンプの応募は本人が自覚してオペしていますが、興味が無くても ”せっかく貯まったから応募しておくか、どうせタダだし。” という人が多かったと思います。
”もし当選したら、職場の女性や妻、娘にあげたら喜ぶだろう”、と軽い気持ちで応募した人はいたと思いますが、”譲渡は難しいことが後で分かった!” 、というパターンですね。
対策1 空席数をあらかじめ把握する
当選者に通知する際、
・譲渡は規則上も実際にも不可、本人観劇必須
・観劇か1000円クーポンか選べること
を告げれば、何もせずに流す人は減ると思うのです。
仮に300人が観劇を辞退して1000円クーポンを選んでも、30万円の出費なのでファミマ本部とっては大した額ではありません。
対策2 空席を身内で消化
たとえば300席が空席となれば、100席は社内の福利厚生で従業員に旋回、200席はフランチャイズの店長に周旋してファミマの身内で座席を埋めれば良いと思います。
もちろん、募る際には、”当日必ず観劇して席を埋めることができる者のみ”と、条件付きですが従業員や店長なら統制が効きます。
店長は忙しくて観劇できなくても、アルバイトの女子に ”本部から宝塚観劇の社内周旋がきたけど、行く?” と聞かれれば飛び上がって喜びます。
もし、ファミマでバイトする苦学生が宝塚歌劇を生で観れたら、それは一時の夢でも一生の美しい思い出になると思うのです。