宝塚歌劇団・星組公演『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』、A席2階7列の宝塚歌劇チケット。BUNKAMURA(ぶんかむら)の抽選販売で購入しました。
郵便で届いたBUNKAMURAのチケットホルダー、宝塚の赤い見慣れているチケットホルダーと違うのでこれだけでも外箱の公演なんだぁと感慨深い。渋谷に観劇に行くのはちょっと怖い、ニュースでは喧噪と騒動の街という報道が多いので。
地図では渋谷駅に隣接している劇場、駅を出て周り見渡しても、
「どこに東急シアターオーブがあるのか全く分からない!」
人の激流に押し流されそうになりながら、劇場の入るビルにようよう辿り着きましたが、テレビのあの光景はスクランブル交差点だけではなかったのだと田舎者のharugotatsuはすっかりおびえる。
エレベータを降りると東急シアターオーブのロビーフロア、最先端のオフィスビルと思うほど近未来的な風景、私は場違いなところに来てしまった!?あってる?
礼真琴さんの掲示看板を見つけてやっと安心した気持ちになりました。
でも、デジタル看板、紙じゃないんだぁ・・・いつ違う画面に変わるかも知れないので急いで写真を撮る。
劇場内部の階段も都会的!たぶん都会の人は何が都会的か分からないだろうな。
劇場内のカフェ、何か飲み物を飲みたかったけれど席はいっぱい、次の機会もなさそう。
そして、いよいよ東急シアターオーブの客席へ、2階は5列までがS席、通路を挟んで6列目からA席、なので7列目のA席はお財布に優しいお席でした。
『BIG FISH』開演前の舞台の写真、水底を泳ぐ大魚のイメージ、映画版のオープニングにも通じる舞台美術です、そしてゆらゆら揺れている、ぶくぶくぶくってなりそう。
幕間休憩の舞台の写真、黄水仙のお花畑は『BIG FISH』の名シーン、期待大。
『BIG FISH』を観て驚いたのは映画と同じく巨人カール(大希颯)が登場したこと!!!
印象が強すぎて、よくぞ再現したものだと担当したジェンヌさんの勇気に拍手です。
サンドラ・ブルーム(小桜ほのか)の衣装がずっと可愛らしくて良かった!
若かりし頃のサンドラは詩ちづるさんとお役が分かれているので、コントラストのためオバさんくさい衣装だったら嫌だなと思っていたのでとてもうれしかった。
エドワード・ブルームにみんなでサヨナラする物語なのだけど、礼真琴さんにサヨナラする演目のように思えて来て胸がチリチリしました。
『記憶にございません!』とその次の演目とありますが、退団の時が来てもロスにならないように少しづつ気持ちを慣らしておかねばと思いました。
東急シアターオーブから見下ろした渋谷の街、わずかな距離ですが渋谷駅までたどり着けるか不安になります、何度か来れば慣れてくるのかな。
1回だけの観劇でしたが、とても満足した観劇の1日でした。舞台美術はきれいだし、星組はみんな歌がうまいね。