宝塚歌劇団・宙組全国ツアー『大海賊』-復讐のカリブ海-の福山公演、1階S席1列の宝塚歌劇チケット。ふくやま文化ホール友の会の先着販売、座席指定して購入しました。
写真はふくやま芸術文化ホールリーデンローズの正面玄関、大正ロマン風ですが比較的新しい建物です
ふくやま芸術文化ホールの表札を見つけて、ここで間違いないこと再確認。
振り返ると大きな連絡橋が遠くの商用エリアまで続いています。
横浜や神戸の居留地のようなデザイン、福山ってずいぶんお洒落な都会かも!?
さっそく見つけた宙組全国ツアーのポスター。
全国ツアーのご当地ポスターを買いたいのだけれど、売っていなののがいつも残念!
ふくやま芸術文化ホールのエントランスホール、床も壁も天井も白一色、天井が高い。
どうやって掃除するのでしょうね。
左側に芹香斗亜さんの後援会の受付デスク、右側に桜木みなとさんの後援会の受付デスクが設営されていました。
改札を通った先のホワイエ、階段に長い列ができていたので何事か!?
と思ったら公演プログラムを買う行列でした。
改札の外では売っていなかったのでそうなりますよね~という感じ、諦めてプログラムは幕間休憩のとき買うことにしました。
会場に入るととても立派! 福山公演が今日一日しかないのがもったいない。
そして、そして、関係者でもなければ、太客でもない只人のharugotatsuはとても緊張しながら前へ前へと進み1列目のお席にぎこちなく座りました。
わぁ~舞台が思っていたよりずっと近い!!見上げる感じ。
最近は2階席で見おろしながら観る舞台が多かったので新鮮な視界です。
『大海賊』、海賊ものだけに戦闘ソーン、乱戦シーンの迫力がすごかった。
剣がぶつかる音も聞こえ、戦う人の間合いが近い、極真にならない程度の寸止めの連続でハラハラ、相当にお稽古積んだのだろうなと思いました。
エミリオ(芹香斗亜)の成長物語として見ても面白く、ついに海賊の船長になったときは海賊仲間と一緒にうれしくなりました。
キッド(桜木みなと)も潔くてカッコいい!
エレーヌ(春乃さくら)と恋仲になるのは唐突過ぎる、ずっと慕っていたアン(天彩峰里)が不憫。
敵役の海賊エドガー(瑠風輝)の悪人ぶりは振り切っています。
悪役が悪役然として憎たらしいくらいの舞台の方が好き、エミリオのヒーロー感が増します。
春乃さくらさん、池田泉州銀行のポスターでは親しみ易い普通の女の子という風貌なのに、舞台では貴族の娘に見えるから不思議です。
活劇として楽しく、ちょっと恋愛模様があり、面白かった!
幕間休憩、リーデンローズ2階の喫茶「リドテリア」でピラフセットをいただきました。
ファンタスティック・ショー『Heat on Beat!(ヒートオンビート) -Evolution-』、やっぱり近い!
全体見ることよりも、今日は目の前のジェンヌさんをしっかり見ようと決める。
芹香斗亜さんのソロ、しっかり通る歌声で気持ちいい、ダンスは静と動がはっきりしていて決めのポーズが映える。
トップスターから男役4番手まで揃えたショー、豪華なショーを見せてもらって大満足です。遠征して来て本当に良かった、宙組すごいです!
” 目の前率 ”の割合いで言うと、今日は桜木みなとデーだったなぁとしみじみと記憶の視界を振り返る。
福山公演はチケット完売! おめでとうございます。
遠征観劇は泊まりの計画、宿はルートイングランティア福山SPA RESORT、朝食付きでスーパー健康ランド併設のホテルです。
フロントでジョッキビール無料券、館内自販機で使える飲物コインなどもらい、WiFiもサクサク、付加価値がとても高いホテルです。
部屋は角部屋で広いリビングスペースが気に入りました。
翌朝もお風呂に入って、2日目は観光へ出立!
先ず、ホテルの近くの明王院に行きました。
五重の塔と本堂が国宝です。
木芙蓉がちょうど色が変わる時分で得した気分。
そして、何と言っても福山城、天守閣の中は博物館になっていて、エレベータも着いています。
最上階は外に出てぐるりと一周できるのですが、人とすれ違うときは怖かった!
火縄銃でバーチャルの的を撃つ体験がありましたが、全然当たりませんでした。
福山城の敷地にある福寿会館は洋館と日本家屋がくっついた変わった建物。
その洋館側にカフェ「Maison Anbe」がありました。
チーズプリンとアイスティーをいただきながら宙組公演をゆっくり反芻(はんすう)し、幸せを感じながら今回の宙組全国ツアーの遠征旅行は終了です。