宝塚歌劇団・月組公演『ゴールデン・リバティ』の千秋楽、2階B席の観劇です。
雲光る大劇場の正門をくぐり、宝塚バウホールの外階段を上り、正門の回廊の様子。
卒業する春海ゆうさんと朝陽つばささんの受付ブースが設営されていました。
くすのき広場の掲示板、宝塚音楽学校の募集ポスター、月組『ゴールデン・リバティ』、宙組『宝塚110年の恋のうた』(Razzle Dazzle ラズル ダズル)、早くも雪組『ROBIN THE HERO』のポスターが掲示されていました。
千秋楽のくすのき広場、はや開場の時間です。
改札を通り、本日の公演時間の掲示、幕後の退団者の挨拶が掲示されています。
『ゴールデン・リバティ』は見れば見るほど面白さが増していく演目です。
そして、一人一人のキャラクターが好きになって行きます。
リッキー(彩海せら)の「帽子に財布を入れろ!とか」
スミス〔曲撃師〕(桃歌雪)の「ジョニーって誰?」
エレン(羽音みか)の「横から・・」
横取り、と言わないところが奥ゆかしい。
短い台詞だけど、クスッと笑う面白さ!
秀逸なのは、ライマン(風間柚乃)が走る機関車に飛び乗るシーン、舞台装置を使って確かに機関車は動いているのだけれど、それ以上に風間柚乃さんの演技力で、機関車の疾走感が出ています、もはやパントマイム芸の領域です。
幕間休憩から戻ると次はレビュー『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』の舞台、月組全国ツアーのレビューもこれだと思うと何て素敵と思うのです。
鳳月杏さんの宝塚らしいレビューと風間柚乃さんの色ものっぽいレビューのコントラストが効いていて飽きることの無いレビューです。
そして、そして、客席降りでは2階席にもタイ組が来てくれたのは本当にうれしいこと!
移動距離が長くて大変だろうけど、目の前すぐにジェンヌさん達が現れると高揚します。
卒業生の階段降りと挨拶は、春海ゆうさんと朝陽つばささん。
春海ゆうさんが、フルールのたこ焼きと卒業同期と言ったのは可笑しかった。
ワイルドバンチ旋風が東国でも吹き荒れることを祈って大劇場は千秋楽です。
クリスマス千秋楽の記念にロビーのクリスマスツリーのトップスターの写真。
宝塚歌劇110周年の終わりに、鳳月杏さんという極ハンサムなトップスターが誕生したことが、たまらなくうれしいharugotatsuでした。
大好きな『ゴールデン・リバティ』、手帳を見て勘定したら・・・合計10回も観劇していた!!
令和7年の東京公演も全公演の幕が無事に上がることをお祈りしております。