宝塚歌劇団・花組『美風舞良サロンコンサート』、ディナーとショーの催しでピアノ演奏は作曲家でもある吉田優子先生、宝塚ホテル2階の琥珀の間で開催されました。
宝塚ホテルに着くと正面玄関から中央の大階段を上ります。
2階の展示エリアの横の廊下の突き当りが琥珀の間です。
ちょうど、花組公演『鴛鴦歌合戦』のお衣装が展示されていました。
クロークで外被を預けて、受付デスクへ向かうと、美風舞良と掲示した受付と宝塚ホテルと掲示した受付と2種類のカウンターデスク、名前を伝え、身分証明書を見せると座席札をくれました。
今回は先ず、宝塚ホテルのディナーをゆっくりといただきます。
前菜、お皿との彩りと構図が良く、ちょっと感動!
メインディッシュ、このステーキの小ささにむしろ高級感をおぼえる庶民のharugotatsuでした。
そして、デザートはト音記号、薔薇の香りのムースです。
どれも、日常のまかないでは食べたことがないような上品なお味、たまには贅沢するのもいいな。
いよいよコンサートが始まる頃、harugotatsuのテーブルの壁側に椅子だけ並んでいたところに、来るは来るは関係者の方々、宝塚歌劇団の理事長、宝塚音楽学校の校長先生、きっと脚本家や作曲家の先生も来ていたのでしょう。
そういえば、テーブル席も現役のジェンヌさんやOGらしき綺麗な婦人も多数、harugotatsuのような一般人が一般枠の抽選でこのような栄えある場所に存在させていただいていることに恐縮と感謝です。
明日からも善行を積みます!!
定刻、サロンコンサートに登場した美風舞良さんは赤いゴージャスなドレス姿!
ナイトクラブ感が高まります。
フライヤーが刺繍と丸いカラーの清楚系・白のワンピースだったので驚きました。
宙組時代の曲、花組時代の曲、そして昭和歌謡、とっておきは美風舞良さんの生ギター演奏、緊張した~!
どの楽曲も素晴らしかったけれど、一番ぐっときた💧のは「心の翼」、もはや花組の主題歌と言える曲。
『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-でも披露していましたし、星風まどかさんのミュージック・サロン『星ノ円居夜』でも歌われていました。
『テンダー・グリーン』の上演から40年、今の花組で再演してくれないかなぁ。
声楽家のように歌が格調高い美風舞良さんですが、昭和歌謡メドレーも親しみがあり楽しかった!
歌姫は歌いながら客席巡りをしてくれて、至近距離でお声を聴き、御姿をガン見できました。
トークがどちらかというとボケ系、頼りになる組長というより、みんなで支え合うタイプの組長なのでは?と想像が膨らみます。
なぜ、ギター?というくだりでは、宝塚音楽学校前の普通の学生の頃、音楽の授業でギターの弾き語りを上手にでき褒められたから、と説明、えっ!?いつの話ですか?
摂津の中学生の頃か、吹田の高校生の頃か分かりませんが、すごい所の引出しを開けたのだなと驚きました。
アンコール曲もギターの弾き語り、会場に緊張感が走ります!
・・・すごく上手かった! 心配した分、鼓動が早まったのか必要以上に感動しました。
最後、ギターを抱えジャらん~♪と鳴らしながら舞台袖に引けていくところは、さすが関西の人だなと感心しました。
宝塚ホテルのディナーをいただいて、花組組長のサロンコンサート聴き、幸せに包まれた夕べでした。