宝塚歌劇・星組公演『王家に捧ぐ歌』をライブ配信で視聴しました。
エジプトの若き武将ラダメス(礼真琴)とエチオピア王女アイーダ(舞空瞳)、本当に良かったです!
ラダメスの澄んだ真実の人の役を礼真琴さんが見事に好演なさっていたので、お芝居の世界であることを忘れて見入っていました。
エチオピア王女アイーダは難しい役、王女でありながら俘囚の身、エジプトの人々から弄られながらも、気高さを失わないという役、舞空瞳さん素晴らしかったです。
そして、演目の題名でもある「世界に求む -王家に捧ぐ歌-」、ラダメス将軍の歌いに胸が熱くなりました。
きっと、現実の世界、ヨーロッパで戦争が起きているせいもあるかも知れません。
「この世に平和を この地上に輝きを 人みな あふれる太陽を浴び 微笑んで暮らせるように」
「戦いに終わりを・・・! この地上に喜びを 人みな ひとしく認めあって おたがいを許せるように」
ラストの地下牢のシーン、ラダメスの頬が涙で光っていたように見えたのは私だけの錯覚でしょうか。