宝塚歌劇団・花組『TOP HAT』、梅田芸術劇場メインホールでの公演。
このチケットは、初め販売されていませんでした。
理由は、舞台セットの細部が確定されていなかったため。
舞台セットが確定された後、新たに販売されたチケットだったので、けっこう前方のお席かも!?
と推測して買ってみれば、期待通り3列目のお席でした!
ジェリー・トラバース(柚香光)のダンスは、群舞であってもハンガーポール相手のソロあっても、それぞれ見どころのひとつ。
足が長い、手が長い、そして顎のラインが少女漫画のヒーローのごとかっこいい、CGでないかと思うほど。
お話で笑えるのは、ベイツ(輝月ゆうま)、松竹新喜劇のような笑い、ドタバタ感はなく、ちょっとした間や表情がとにかく面白い、ステーキの段は予定調和のオチで観客も分かってはいるけど、あえてその予想通りの展開に素直に大笑いできます。
好ましいのは、ホレス・ハードウィック(水美舞斗)とマッジ・ハードウィック(音くり寿)の夫妻、お互いの気に入らない事をあげ連ねますが、結局、それ以外は相手のことが全部好きというのが可愛らしい。
美しいのは、デイル・トレモント(星風まどか)、ファッションモデルの役なのでいつも衣装が洒落ていて華やか、着こなす星風まどかさんが流石です。
歌にダンスにお芝居に楽しいことがてんこ盛りの演目です。