SS席全般に言えることかも知れませんが、特に2列目の場合、観る側の視線はある程度決まってしまいます。ジェンヌさんが銀橋にいるときはもちろん、よそ見はできません。めったに手に入る席ではないので一番近くにいるジェンヌさんを存分に観る!で良いと思います。
「NEVER SAY GOODBYE」の好きなシーンのひとつが占い師アニータ(瀬戸花まり)がジョルジュ・マルロー(真風涼帆)を占うシーンです。このときのアニータ(瀬戸花まり)の独唱がもの哀しく、力強く、神秘的で印象に残ります。ジョルジュがデラシネ(根なし草)ではない生き方へ進む大事なシーンだと思います。セリフを兼ねた歌なので、情感があるのは当たり前なのですが、それ以上の何かを感じます、そう彼女の歌に歴史を感じるのです。