東京宝塚劇場のセンターブロック7列目まではSS席として販売されています。
一方、左右のサイドブロックは、7列目までの前方席でもS席チケットとして販売されます。
前は銀橋、横は花道があり、ジェンヌさんたち揃い踏みのときには囲まれた感覚になります。
『夢介千両みやげ』は、見るたびに幸せな気持ちにしてくれる作品です。
おすくい小屋育ちの三太(和希そら)、お鶴(花束ゆめ)、亀吉(莉奈くるみ)の3兄妹弟のシーンが好きです。
3人とも可愛い、大人が演じているのは分かっているけれど、みんな役相応の歳の子供たちに見えてきます。
三太だけ少し大人になりかけていて、ませた口をきいてお銀(朝月希和)に笑われたり、反抗期っぽい撥ね返ったセリフを言って夢介(彩風咲奈)にたしなめられたり、そうかと思うと舞台袖で三太が舞台回しのような役割になったりと・・・、三太役の和希そらさんは本当に上手でした。
お鶴と亀吉は都度ゝ、観客をくすっと笑わせます、『夢介千両みやげ』というお芝居はそういう
小さな幸福感を積み上げて最後には大団円にもっていくという仕組みの演目だなぁと思うのです。
以下、過去記事もよかったらどうぞ。
夢介千両みやげ 伊勢屋サブ関係図 – 宝塚歌劇チケットのとり方 (harugotatsu.com)